国鉄旧型車両、最後の活躍。(^-^)/

自分の好きな趣味の中に、鉄道があります。

実は、幼い頃に、鹿児島市にある、当時の国鉄鹿児島鉄道管理局の操車場の近くに住んでいた関係もあるのですが、自宅の目の前に沢山の車両が留まっていた風景を良く見ていたので、自然に鉄道への関心が高くなりました。

その頃から、長い事この地域の足として走っている車両が、そろそろ車両耐用年数を超えて、廃車の運命にあります。

1987年(昭和62年)に、国鉄の分割民営化でJRが発足し、各地域の運営会社が、新型車両を次々と量産する中、自分の住む九州南部地域においては、特急車両を除いては、国鉄時代からJR九州の塗装に変わったとはいえ、そのまま使われ続けてきました。

気動車ディーゼルカー)においては、平成5年に指宿枕崎線へ、JR九州発足後、初の自社製作車両のキハ200系が導入され、主に、鹿児島中央指宿市の山川(やまかわ:※地域名はやまがわ)との間で、輸送力の柱として走っております。しかしながら、国鉄型のキハ40系・47系も、未だ頑張って走っております。

ただ、前述したキハ40・47系と共に、かつて日本の地方で大活躍した、国鉄型急行形気動車、キハ58系は数年前に、その役目を終えました。(>_<)
キハ58系の思い出は、当時の西鹿児島(現:鹿児島中央)と宮崎を結んだ、国鉄日豊本線の急行列車「錦江(きんこう)」に乗車したことです。

当時は特急は「高嶺の花」でしたので、急行は有難い存在でした。

JRとなり、このキハ58系も普通列車運行が主流となり、通勤型対応の改造車両として長年地域の足となり支えてきましたが、とうとう定期運用から外され、全国でも「臨時列車」としての活躍だけとなっているようです。

一方、電車の方は、長年国鉄型急行形交直流電車の457・475系が、急行運用から、地方路線の普通列車の運用をJRになっても続け、この車両も地域の足となり、頑張ってきたのですが、とうとうこちらも車両耐用年数が過ぎてしまい、昨年3月のダイヤ改正で、定期運用をはずれ、今では「臨時運用」となっているのが、現状です。
その代わり、この車両を改造した2両ユニット2扉の交流電車の713・715系近郊型電車が主流となり、またJR発足後、自社製作の近郊型2両ユニット3扉の普通用電車の817系が大量導入され、快適な心地ですね。( ̄▽ ̄;) アハハ

ただ、長年鹿児島地域には縁の無かった、旧国鉄型の3扉近郊型普通電車の415系が福岡から5編成ほど移籍され、朝夕のラッシュ時に、鹿児島本線の川内(せんだい)から、自分の住む日豊本線の国分(こくぶ)まで運用されています。正直、何を今更とは思いましたが、数年後運用を外される可能性がある電車ですので、貴重な経験かも知れません。(  ̄− ̄)フムフム

そして、国鉄の地方特急の主力となった、国鉄485系特急形交直流電車が、まさしく最後の活躍を、鹿児島本線の川内以南と日豊本線の別府以南で続けております。今は特急「にちりん」と「きりしま」、また通勤定員制快速の「さわやかライナー」と「ホームライナー」を、鹿児島・宮崎地区で運用しております。

自分はたまに、特急「きりしま」を利用しますが、なんともいえない「レトロ」な雰囲気を持った車両と、国鉄時代から流れている、鉄道唱歌のチャイムの案内放送がたまらなく好きです。( ̄∇ ̄(_ _( ̄∇ ̄(_ _ ) ウンウン

九州新幹線全線開通後、現在博多〜熊本間の特急「有明」や「リレーつばめ」に利用されたている783系特急型車両が、この車両と入れ替わりに配備されるということが濃厚で、あと数年で見納めになり、心の中のアルバムだけになるようですが、貴重な経験ですので、じっくりその日が来るまで、別れを惜しみたいと思っております。(ToT)ウルルン

全国的に見ても、旧国鉄型の車両が未だ主力で頑張っている、数少ない地域ですので、あと数年で様相が変わります。是非興味のある方は、今のうちに当地で乗車体験されることをお勧め致します。(≧▽≦)丿