かるかん、ボンタンアメ・・・郷土を代表する銘菓 (* ̄▽ ̄*)二コッ♪

昨日、ブログに書いた日本シリーズですが、最終戦も接戦でしたが、西武が終盤の8回に逆転し、4年ぶり、前進の西鉄時代を含めて、19回目の日本シリーズ制覇を成し遂げました。全体的にホームグラウンドであった読売ジャイアンツの優勢も囁かれた今シリーズでしたが、久々の好ゲームが展開されました。
巨人としては、初回に先制しただけに、攻撃がつながらなかった面もありますが、戦力的にやや不利であった西武投手陣の先発陣が中継ぎで好投。ベテランの平尾選手が勝負どころで決勝打で決め、チーム全体の力で昨年リーグ5位の屈辱を跳ね除け、見事頂点に返り咲きました。(>_<)ヽ ナケルゼェ。

ただ、負けたとはいえ、ジャイアンツも最終戦まで、セリーグ優勝チームのプライドを賭けて戦いました。目の前で敵チームの胴上げを見る事になってしまった悔しさを、来シーズンで巻き返すつもりで頑張って欲しいです。早速来春開幕前に、3年ぶりのWBCが開催されます。今回は原監督を中心に、北京五輪でメダルを獲得出来なかった悔しさと、2連覇という偉業と共に、期待したいと思います。o(^o^)o ワクワク

いきなり話がそれましたが、(; ̄ー ̄A アセアセ・・・本日は地元の郷土菓子の話題です。鹿児島の銘菓として、代表的なものに「かるかん」という和菓子があります。砂糖と山芋(自然薯)、そして「かるかん粉」と言われる米の粉を使った蒸し菓子の1種です。棹物(さおもの)の方が本来の形ですが、最近は饅頭型で、こしあんを中に入れた「かるかん饅頭」が、知られています。

一方、ボンタンアメは、鹿児島市セイカ食品という地元菓子メーカーが製造・販売している、九州西南部で栽培されている、大型の柑橘類である「文旦(ぼんたん)」の果汁と水飴を餅に加えた求肥(ぎゅうひ)飴という種類の1つで、鹿児島県内を始め、全国の駄菓子屋、小売店、ε=ε=ε=ε=( * ̄▽)ノノ ||コンビニ||、駅の売店等で売られている、ロングセラーのお菓子です。

いずれも、郷土・鹿児島を代表する銘菓ですが、果たして全国でどれぐらいの知名度があるか、自分の参加しているSNSでアンケートを見てみたら、結構な反応がありました。

ボンタンアメは、広く全国に流通しているので、そこそこの反応があったようです。好きな人は地元鹿児島出身や親類や知人が鹿児島にいる、また鹿児島土産で貰ったという人が多かったようで、嬉しい気持ちでした。o(^▽^)o

問題は、「かるかん」の方です。実は20年ほど前、ある「キャットフード」の会社がKalkan(カルカン)という商品名で、キャットフードを販売し、TVCMで大々的に宣伝したことで、特に関東から北の地域においては、「ネコ、まっしぐら」のCMコピーで刷り込まれており、なかなか「和菓子」のかるかんを理解してもらえない状況がありました。(;´д`)トホホ・・・・。

かるかんは、江戸時代の島津藩の頃からの伝統和菓子なのです。
西日本の方では、九州を中心に知っている方が多いのですが、東海・関東の方では、鹿児島に縁のある方以外では知られていないのが現状です。
この結果を見ただけでも、如何に鹿児島が、県外に向けてのアピールが下手くそと方々から指摘される原因のひとつです。

今は、多様なネットコミュニケーションで、徐々に理解されるようになりましたが、未だに鹿児島の良さが、まだまだ十分に理解されていないように思います。歴史的に「二重鎖国社会」が長年続いた当地域は、その歴史を引き継いだままになっているのです。

隣県の宮崎は、東国原秀夫県知事の積極的な県産品アピールが功を奏し、この数年「宮崎ブーム」が続いております。片や、焼酎ブームにも陰りが見え、追い討ちをかけるような不正米混入事件で、だんだんイメージが薄くなる地元。

まだ、今年いっぱいは「篤姫ブーム」で乗り越えられるのですが、来年以降が大変気になります。(ノω=;)。。。
3年後に、九州新幹線が全線開通し、新大阪から直接結ばれる事になるのですが、それまでに、新しい鹿児島の「情報発信」を確立しないとならないと思った次第です。(  ̄− ̄)フムフム。