県高校サッカー界、戦国時代突入!!(>_<)

先月末から、来月12月30日に、東京・国立競技場で開幕を迎える、全国高等学校サッカー選手権の鹿児島県代表決定戦が、本日3日(祝・月)あいにくの小雨模様の中、鹿児島市の県立鴨池(かもいけ)陸上競技場で行われました。

勝戦に勝ち進んだのは、今年の県新人戦、高校総体の県代表で、今年のインターハイ、ユース選手権で8強入りを果たし、8年ぶり2回目の選手権出場を狙う、大本命の鹿児島城西高校と、近年着実に力をつけてきた北薩(ほくさつ)地区の新鋭、出水中央高校との対戦です。

鹿児島の高校サッカー代表と言えば、疾風怒濤の走る「赤の旋風」、今までにサッカーの日本代表選手を始め、数々の名選手を輩出してきた、名門・鹿児島実業高校の牙城が、ここ20年続いてきたのですが、この数年間で鹿実出身の若い優秀な指導者が、県内各地の私立高校の指導者となり短期間で、実力を挙げてくる状況が年々見受けられるようになりました。

今回、決勝戦に出場した2校の監督さんは、いずれも鹿実出身のOBではありませんが、この流れに上手く対応できる優秀な監督です。

実際、今年は昨年の代表だった鹿実、それと2年前の選手権代表で、初出場で準決勝進出の神村学園という優勝候補2校が、準々決勝で相次いで敗れる波乱があり、その2校を破って勝ち進んだ出水中央の勢いは、今大会の目玉でした。('-')(,_,)('-')(,_,)ウンウン

試合は、試合開始直後に、出水中央の目の覚める速攻で、開始僅か1分で先制したものの、今大会自力に勝る、鹿児島城西が徐々に底力を見せ、前半の30分までに、2点取って逆転。後半は、圧倒的な鹿児島城西の攻撃で2点を追加、結局4−1で、鹿児島城西が8年ぶり2度目の、全国選手権大会出場を果たしました。ばんざーい!ヽ(▽ ̄ )乂(  ̄▽)ノ ばんざーい!

しかしながら、惜しくも敗れたとはいえ地方校でもある、出水中央の戦い方も素晴らしいものでした。有力な選手がまだ2年、1年に数名いるようなので、早速、来年度の新人戦が楽しみになってまいりました。(* ̄m ̄) ププッ

鹿児島実業は、松澤隆司監督がまもなく70歳を迎え、後継者問題が取り立たされている状況ですが、早く往年の「鹿実イズム」の再来を期待したいと思いますし、まだまだ鹿児島の「壁」となって頑張って欲しいです。

また神村学園は、徐々に鹿実の「好敵手」となりつつある存在です。鹿児島の高校サッカー界の新星として、期待したいです。

私立だけでなく、公立校勢も今大会、鹿児島中央高と松陽(しょうよう)高校が準決勝進出を決めましたし、伝統のある鹿児島商業・鹿児島工業の「古豪」復活も楽しみです。

来年の正月は、久々の全国大会に燃える、鹿児島城西イレブンの活躍に期待です。前回は3回戦で、青森山田に惜敗し、惜しくもベスト8を逃しました。
昨年の大会は、鹿実宮城県工業に初戦敗退を喫した、苦い経験があるので、まずは初戦を突破し、出来れば国立進出まで頑張って欲しいです。

鹿城西、キ( ̄□ ̄)バ( ̄ー ̄)レ( ̄△ ̄)ヨ(。 ̄O ̄)♪